山下弁護士のコラム

2015.10.27更新

 現在の車社会では,残念ながら,思いもよらぬ形で交通事故の被害にあう可能性が誰にでもあります。ちょっとした怪我をするだけならまだしも,大けがにより重篤な後遺障害が残ってしまったり,最悪の場合,命が奪われてしまう場合もあります。

 被害者や遺族の本当の気持ちは,元の健康な体になりたい,奪われた命を返して欲しいということだと思います。しかし,残念ながら,現実的にはこれらの請求をすることはできません。そこで,やむなく加害者に対して,治療費や慰謝料など,金銭賠償の請求をすることになります。

 現在の車社会では,加害者が任意保険に加入していることが一般的です。従って,まずは保険会社と損害賠償について交渉していくことになります(なお,加害者が任意保険に加入していなかった場合は,速やかに相談を申し込まれることをお勧めします)。

 ところで,保険会社が,最初から被害者に対して十分な金額の賠償金を提示することはほとんどありません。交通事故に関しては,裁判例がたくさんあることから,裁判で判決になった場合,どの程度の賠償金の支払いを命じる判決が出るか,比較的明確な基準があります。保険会社によっては,この基準を大幅に下回る賠償金の提示しかしてこないこともあります。

 少なくとも保険会社から賠償金の提案があった段階で,一度はその提案内容を弁護士に確認してもらうことが必要不可欠です。相談,適正な賠償金の算定,弁護士費用の見積もり等は無料となっていますので,まずは相談の申し込みをお勧めします。

投稿者: 弁護士 山下 陽

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